社会保障I(前期) (2023年度4月開講) 水曜日 55限目 16:20~17:50 講義室 303 2年前期/選択/授業形態(講義)/2単位/時間数(30) |
|||
担当教員 原 俊彦(はら としひこ) |
|||
授業内容 | |||
社会保障Ⅰでは、主に今日的社会保障の動向、わが国と諸外国の社会保障の歴史、理念、概念、役割、社会保障の財源、及び公的保険と民間保険の関係について学ぶ。 | |||
講義題目・概要 | |||
①4月5日【イントロダクション】今日の社会保障をめぐる話題★教科書:第1章現代社会と社会保障を読み、社会保障について考えてみよう。 ②4月12日【少子高齢化・人口減少と社会保障】少子高齢化の動向 ★第1節人口動態の変化③4月19 日【雇用・労働と社会保障】労働市場の変化、男女共同参画、ワークライフバランス★第2節第3節の経済環境・労働環境の変化 ④4月26 日【社会保障の概念と範囲】ライフサイクルと社会保障制度★第2章第1節 ★5月3日憲法記念日でお休み ⑤5月10 日【社会保障の意義と役割】社会保障の定義、目的、機能★第2章第2節 ★5月17日はCM実習期間でお休み ⑥5月24 日【社会保障の理念と対象】福祉国家、基本的人権と社会保障の関係★第2章第3節と第4節 ⑦5月31日【欧米の社会保障の歴史】イギリス、ドイツ、アメリカの制度とその歴史的変遷, ★第2章第5節の前半 ⑧6月7日【日本の社会保障の歴史】日本の社会保障制度とその歴史的変遷★第2章第5節の後半、日本のところ ⑨6月14日【社会保障の財源と給付】社会保障と国民経済との関係、社会保障の財源 ★第3章第1節と第2節 ⑩6月21日【国民負担率と社会保障財政】国民負担率の定義と水準、推移★第3章第3節と第4節 6月28日【社会保険の概念と範囲】年金保険、医療保険、介護保険と被用者の社会保険 ★第4章第1節★ 6月28日オーストラリアのメルボルンで国際社会学会ISAのため休講するかも。その場合は1週づつズレて、8月2日に補講(15回目)の予定。 7月5日【社会扶助の概念と範囲】公的扶助、社会手当、自助・共助・公助★第4章第2節 7月12日【公的保険と民間保険の関係】民間保険、企業年金、個人年金の概要 [講義]★第4章第3節 7月19日【社会保障の現代的動向】社会保障制度改革、地域共生社会の実現に向けて ネットで「全世代型社会保障改革」や「異次元の少子化対策」について調べてみよう。 7月26日【総括】前期講義のまとめ ★多分、8月9日定期試験となると思います。 |
|||
開講学期 >>> 前期 | |||
教科書 >>> 日本ソーシャルワーク教育学校連盟編『最新・社会福祉士精神保健福祉士養成講座共通7 社会保障〈初版〉』中央法規. 2021年 ★これがないと始まらないので、必ず、買う! | |||
参考書 >>>社会保障入門編集委員会編『社会保障入門 2020』,中央法規.2020年/厚生労働統計協会編『保険と年金の動向 2019/2020』,一般財団法人厚生労働統計協会.2019年 ★図書館にあると思う。 原俊彦、岩波新書『サピエンス減少-縮減する未来の課題を探る』2023年(880円+税) ★日本や世界人口の将来と社会福祉の未来については、こちらを買ってお読み下さい。 |
|||
到達目標 >>> ①現代社会における社会保障制度の基本的な課題や問題について理解・説明できる。 ②社会保障の歴史的変遷、理念、概念、対象について理解・説明できる。 ③公的保険制度と民間保険制度の関係と役割分担および特徴について説明できる。 ④年金、医療、雇用保険等の社会保障制度の具体的内容を理解し説明できる。 ⑤諸外国の社会保障制度の概要を理解し説明できる。 |
|||
|
社会保障I(後期) (2023年度10月開講) 水曜日 2限目 10:40~12:10 講義室 303 2年後期/選択/授業形態(講義)/2単位/時間数(30) |
|
授業内容 | |
社会保障Ⅰでの学びをもとに、主に年金、医療保険、介護保 険、労働保険、社会保険、民間保険の概要と児童福祉、障害者 福祉、社会手当制度の概要、諸外国社会保障制度の概要を学ぶ ことで、わが国の社会保障制度の現状と課題についても理解を 深め、社会保障制度の今後のあるべき姿をも含めて考える力を 涵養することを目指す。 |
|
講義題目・概要 | |
1【年金保険制度の沿革と概要】公的年金制度の目的、対象、給付内容、財源構成 2【国民年金制度の概要】目的、対象、給付の種類、年金の種類、費用負担 3【厚生年金制度の概要】目的、対象、給付の種類、年金の種類、費用負担 4【医療保険制度の沿革と概要】日本の医療保険制度の歴史的変遷、全体像 5【健康保険と共済制度】被用者保険制度の概要、目的、対象、費用負担 6【国民健康保険制度及びその他医療制度】目的、対象、給付の種類、費用負担、後期高齢者医療制度 7【介護保険制度創設の経緯】介護保険制度設立以前から介護保険創設までの状況 8【介護保険制度の概要】目的、対象、利用手続き、給付の種類、費用負担 9【雇用保険制度の概要】目的、対象、給付の内容、財源構成 10【労働者災害補償制度の概要】目的、対象、給付の内容、財源構成 11【社会福祉制度の沿革と概要】社会福祉制度の体系、社会福祉法、財政 12【児童福祉と障害者福祉】関連する法制度と対象、実施体制等 13【社会手当制度】社会手当制度の概要、児童手当、児童扶養手当等 14【諸外国における社会保障制】欧州、アジアの社会保障制度 15【総括】 後期講義のまとめ |
|
教科書 >>>日本ソーシャルワーク教育学校連盟編『最新・社会福祉士精神保健福祉士養成講座共通7 社会保障〈初版〉』中央法規. 2021年 ★これがないと始まらないので、必ず、買う! |
|
参考書 >>>社会保障入門編集委員会編『社会保障入門 2020』,中央法規.2020年/厚生労働統計協会編『保険と年金の動向 2019/2020』,一般財団法人厚生労働統計協会.2019年 ★図書館にあると思う。 原俊彦、岩波新書『サピエンス減少-縮減する未来の課題を探る』2023年(880円+税) ★日本や世界人口の将来と社会福祉の未来については、こちらを買ってお読み下さい。。 |
|
到達目標 >>> ①現代社会における社会保障制度の基本的な課題や問題について理解・説明できる。 ②社会保障の歴史的変遷、理念、概念、対象について理解・説明できる。 ③公的保険制度と民間保険制度の関係と役割分担および特徴について説明できる。 ④年金、医療、雇用保険等の社会保障制度の具体的内容を理解し説明できる。 ⑤諸外国の社会保障制度の概要を理解し説明できる。 |
|
成績評価の方法 >>> ①リアクションペーパーの内容:20%(各回の授業で学んだポイントを整理の上、自身の意見を加えて提出してもらいます) ②定期試験:80% (国家試験に出そうな問題を中心に出します) ③出席:毎回取ります。遅刻などの場合は、講義終了後(あるいは翌週以降)、事情を聞いて出欠を判断します。出席回数が講義回数(15回を予定)の3分の2に満たない場合は定期試験の受験資格がなくなり、F評価で失格となりますので、6回以上欠席しないように。 |
|
その他(学生へのメッセージ・履修上の留意点) 介護福祉マネジメント学科CWMは介護福祉士(CCW:Certified Care Worker)は国試の問題の【社会の理解】 ソーシャルワーク学科SWは社会福祉士( SW :Social Worker)・精神保健福祉士( PSW :Psychiatric Social Worker)は国試の問題の【社会保障】(共通) 毎年、5-6問は出るので、楽勝で全問正解をめざしましょう! |